DTMは「ディー・ティー・エム」と読み、「DeskTop Music」の略です。日本語では「卓上音楽」となってしまい、とてもちゃちい響きになってお手軽な趣味という風にとられがちです。
簡単に言うとコンピュータを駆使し作曲をや演奏をやってしまおうというものです。
しかし、このDTMをばかにしちゃいけません(誰もしてないか)。
ゲームの音楽はもとより、カラオケ、はたまたテレビで流れているあの曲(どの曲や?)もこのDTMが使われているんですから(と思います)。
たぶん、コンピュータが爆発的に普及している現在、音楽というものは、生楽器の演奏による音楽からDTMなどを利用したデジタル楽器の演奏+生楽器による演奏へシフトしてきていると思います。
しかも、使っている機器やソフトウェアは違ってもプロもアマチュアもやっていることはほぼ同じ?という凄い時代になってきました。
さらにインターネットの普及によって、素人でも駆け出しのミュージシャンでも世界に自分の作品(音楽だけじゃないけど)を聞いてもらうこともできるのですから。
おいらがDTMを始めようと思ったのは、実はごく最近のことです(1998年2月)。しかし、DTMを全然知らなかったかというとそうではありません。
おいらが中学生の時(1985年ぐらい)は、当時名機であったNECのPC−8801mkUSRでBASIC言語を駆使して(CMD PLAYコマンドなど)ゲーム音楽のデータ(呪文のような数字とアルファベットの羅列)を打ち込んで演奏させていました。
今思えば、今のDTMというイメージからはかけ離れているけど、あれが自分のDTMのやりはじめだったなと思います。
当時はFM音源x3、SSG音源x3という非常に曲を演奏させるには非常に厳しい環境でした。
市販のゲーム音楽はなかなかすごくて日本ファルコムの「イース」シリーズなんかはひじょーに素晴らしかったですね(「イース」をしたことのある人なら、このサントラCDを持ってる人は多いはずだ)。
でも、このPC8801SRで曲をつくるのは結構大変で、音符などをデータに変換する手作業はもちろん大変なんだけど、音そのものもパラメータいじって作ってやらないと、とても聞ける曲にはならないんですよね。
そうですね、曲作りは携帯とかのチャクメロ作りの作業ににてたし、パラメータをいじらない音のレベルは、いっちゃ悪いけどピアノがピアノに聞こえないぐらいひどかったですからね(でも、逆にそんな状況であんあ素晴らしい曲を作った日本ファルコムはすごいと思う)。
高校に入ってから(1988年ぐらい)は、そのころもうすでに解散してたけどYMOに興味を持ちはじめて、あのいかにもコンピュータで演奏してますみたいな音がとても新鮮に聞こえたことを覚えています。
このころ影響を受けて高校に入ってからバンド組んでシンセサイザーで音楽を始めたんですけど、このころはYAMAHA V50なんかを使ってたんですけど、もっぱら、シーケンスデータの打ち込みによる演奏で、内蔵されている音源がとてもいいものという以外は、やはり呪文のようなデータを扱って演奏させていたように思います(あまり弾けないもんで)。
このころの音楽雑誌には、プロたちがマッキントッシュなんかで非常に高価な機材やソフトを使ってDTMをやってるみたいな記事が載ってたりしてました。
また、ミュージ郎なんかの存在を知ったのもこのころだったと思うけど、パソコンショップの店頭に展示してあるのを見て(聞いて)、なんてちゃちい音してんだろう、と思ったものです(すいません)。
たぶん良い悪いは別にして、このころが、いわゆるDTMの原形なるものが徐々に登場してきた頃ではないかと思います。
それから、就職して(1991年ぐらい)お金貯めて念願のYAMAHA SY99を買い、その音やシーケンスのしやすさに満足していたころ、仕事で使っていたパソコンもDOS機からWindows3.1〜Windows95とあれよあれよと変わり(いや〜、本当に早かったよね変わるのが!)、MIDIデータの演奏も標準でできるようになって、おまけのシーケンスソフトでもそれなりに曲が作れてしまう。
音もいい音源をつなげれば下手なシンセサイザーより音がいいし、コンポにつなげればちょっとしたカラオケボックスなみの演奏ができてしまうという凄い時代がやってきました。
インターネットがはやり初めてから(1995年ぐらい)、カラオケのMIDIデータもインターネットからダウンロードできるようになって、パソコンの性能向上に伴って、かつて数万円していた音源モジュールが安価にソフトウウェアーのみで再現できるようになって、ますますおいらたちの身近にDTMができる環境ができてきたんです。
今(2000年ぐらい)なら、絶対って訳じゃないけど、買ってきたばかりのパソコン(とおまけソフト)だけですぐにDTMが始められるし、MIDI対応のシンセサイザーにも簡単につなげられる環境というすごい時代がやってきたんですね〜。
DTMの定義をパソコンで音楽しよう!と広い意味で扱うといろんな楽しみ方ができます。
特にバンドみたいにメンバーを集めに苦労しなくても、楽器が弾けなくても、一人で好きなように、流行のポップスでもテクノでも、その気になればオーケストラだって演歌だってできてしまうんですね。
楽しみ方もひとそれぞれで、
1 興味のあるMIDIデータを集めて演奏して楽しむ。
2 MIDIシーケンスソフトを使って気に入った曲を入力して楽しむ。
3 MIDIシーケンスソフトを使ってオリジナルの曲を作って楽しむ。
4 オリジナルの曲を電子メールでプロダクションに送って芸能界デビューを果たす。
などなどいろいろありますが、おいらは1から3までをやりたいと思っているので、これからちょっとづつ勉強していこうと思っています。
1は特になんにも特別なことをする必要は無いので、ここでは主に2,3にターゲットを絞って話を進めていきたいと思います。
限りなくオリジナルに近い曲作りをしてもよし、だいたんにアレンジしてもよし、自分で作曲するもよしDTMの可能性は無限です。